一般的にうつ病と呼ばれるメランコリー型うつは、落ち込んでいる状態が長期にわたって続き、一向に明るくならないものだが、好きなことをしている時だけは気分が安定しているようなうつ病もあり、非定型うつと呼ばれているようだ。また、この非定型うつがうつ病の半分ほどを占めているという。おそらく好きなことをしているときは明るいという、これのせいでうつ病が軽視されているのではないだろうか?また、症状から躁状態(うつの逆)とうつ状態を繰り返す双極性障害と混同されることも多いそうで、家族に双極性障害だった人がいた場合はそちらも疑う必要がある。
それにしても非定型うつ病の治療法を調べてみたところ、MAO阻害剤という特殊な薬剤を使うようだが、この薬剤を使うときの食事制限が広範囲であり、豆類およびその加工品、チーズやチョコレートの摂取制限という実際の治療での使用は非常に難しそうな薬剤である。とはいえ、うつ病を放置しておくわけにもいかないので、差し詰め究極の選択といったところだろうか。